[書評]「ウェブ時代をゆく」・・・決意表明

いやいや、いまさらこの名著に書評しようというわけではない。
Blogにもブックレビューにも数々の書評が溢れているし。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

ただし、(mixiではないオープンな)ブログを書き始めるに当たり、きっかけとなった本書について記しておくことで、決意表明に代えようという話。

本書の中で、「三十歳から四十五歳という大切な時期を無自覚に過ごすな」と煽られて何も思わない人は少ないでしょうし、彼の言うところの「大組織適応性」がない人は尚更でしょう。

また梅田氏によれば、大組織適応性があったとしても、その企業が「危険」な企業(企業として危ないという意味ではなく、組織の外で働く生命力を衰退させるという意味で働く個人にとっての危険)であれば、居続けることで個の生き抜く力が奪われてしまうとのこと。

なんとなくこれを聞いて怖くなった人は、一度読んでみても損は無いはず。

ちなみに「危険」な企業の兆候として上げられているのは、
1)世の中と比べ、おそろしくゆったり時間が流れている
2)毎日同じことの繰り返しで変化があまりない
3)新しいことを何もしない
4)小さなことでも個に判断させず、判断の責任を集団に分散する
5)幹部は「その会社のプロ」ばかりで「大組織のプロ」(組織を超えた普遍性を身につけた人)が少ない

とのこと。

私の場合、前職では全てが当てはまり、現職では一つも当てはまらないという意味で、早めに転職してよかったなぁと思うわけですが(笑)

大組織vs小組織という話ではなく、まさに本論としてWebを利用した大変化の時代のサバイバル方法について論じられているのだが、その中で印象的だったのが、はてなの近藤氏の引用で、
インターネットは知恵を預けると利子をつけて返してくれる銀行のようなものだ
、というコメント。

ふむふむ、そうであれば疑うよりもまず先にとりあえず試してみよう、知的生産の新しい流儀を身につけてみようではないか、という思いに至り、このブログを始めようと思った、という話でした。

さてさて、書いているうちにどんな知的生産の流儀が見つかるのだろうか。

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  • [書評]効率が10倍アップする 新・知的生産術・・・すごすぎ

    Excerpt: 本書については色々な書評は見かけるものの、「仕事の効率アップ」的なビジネス書は似たり寄ったりだし読んでも実行しないのであまり買わないようになっていたため完全にスルーしていた。 Weblog: Grope For Survival racked: 2008-02-14 01:56