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zoom RSS ロバートが見た日本:「日本大好き!編」

<<   作成日時 : 2009/08/14 04:01   >>

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人生の半分をアイルランドの外で暮らしてきたロバートだが日本は今回が初めて。イギリス人とは正反対の、情熱的で細かいルールなどは気にしないというアイルランド気質の見本のような50代、ロバートとの日本滞在記。

ロバートは突然日本にやってきた。というのも、31日来日って僕宛のメールに書いていたのに30日に「成田に着いたよ」と電話が。焼き肉やの紙エプロンをつけたままあわててホテルを予約し、東京までの指示を電話でする。

会うなり彼が言っていた点がふたつ。
「成田の駅員がいい人で、電車の出発がギリギリだったからチケットを買わずにタダで成田エクスプレスに乗せてくれたよ・・・日本人はすごいな」

・・・って、それはいい話ではあるかもしれないけど、東京駅はそのまま改札を突き抜けてきたらしい・・・あんたそれ、降りる時に払ってよってことだったんだと思うけど。。。

「日本の電車の駅にはゴミ箱がないんだな・・・日本人はゴミを持ち帰るのか?・・・すごいな、日本人は。ヨーロッパでゴミ箱がもしなかったとしたら・・・」

うん、これはよくわかる。ただでさえヨーロッパの人は平気でゴミを公共の場で捨てる。ゴミ箱が仮になかったとしたら電車の中は大変なことになるだろう。ヨーロッパは「美しい」が、「きれい」でも「清潔」でもない。

さて、赤坂で深夜から食事をすることになり、まずは日本文化を紹介と居酒屋に。

まず靴を脱ぐことに驚く。
「なんて日本人は清潔なんだ・・・これはいい文化だな・・・うん?濡れたタオル(おしぼり)も出されるのか・・・すごいな・・・」
「うん?この機械で注文するのか・・・?それにしても写真付きですごいメニューの数だな・・・しかも安い・・・え、今来たドリンクは俺が頼んだものか?サービスじゃないのか?なんでこんなに早く頼んだものが出てくるんだ?」

と、タッチパネル式のオーダー、居酒屋メニューの豊富さ、そして頼んでから出てくるスピードにひとしきり驚く。

彼にとっては何もかもが新鮮で、着いて数時間のうちに、
「また来たいとここまで強く思える国は人生で初めてだ・・・なんてすごい国なんだ」
と大喜び。ちょうど日本に来る直前までインドにいたものだがら、
「全てがインドと正反対(笑)、車道に秩序がなくて渋滞で2時間遅れたけど、遅れたことすら誰も気にしない国民性だったしな。。。」
と。

街を歩いていても、とび職の服装を見ては
「現代のサムライだ、かっこいい」
と言い、駅員や警備員を見ては
「服装の着こなしからキビキビした動きまで、アートの領域だ・・・こういう仕事を誇りをもってやっているところがすごい」
としきりに感心。

・・・確かに日本人にしてみれば当たり前のことばかりだが、1年イギリスにいたことで彼が日本を見て驚く理由がよくわかる。日本に比べれば世界の大半は汚くって横柄な国になってしまう。

ものすごい忙しい日本滞在だったが、会議室を色々な街で予約したため、東京の主だった街は紹介できた。

土曜日夕方6時の渋谷のスクランブル交差点とか、平日7時の新宿アルタ前からコマ方面への人ゴミだとか、日曜日昼間の秋葉原のコスプレやゲーム大会だとか、海外ではありえない巨大なヨドバシカメラのPCフロアとか・・・。若者文化に興味を持っているロバートにとってもなかなか衝撃的だったようだ。

最初は渋谷で若者にインタビューするとか言ってたけれど、さすがにあの人ゴミを見た瞬間からそんなことは言わなくなったな(笑)同年齢の若者でも渋谷と秋葉原ではまるで服装から顔つきから違うのもおもしろかった様子。

牛丼とか天丼のいわゆる日本的ファースドフードにも、
「マクドナルドなんかよりはるかに美味しくて栄養のあるファーストフードだな・・・」
と。

韓国料理屋にいったとき、店員が膝をついてかがみこんでオーダーをとるのを見た時も相当な衝撃だったようだ。お客様は神様です、というのが日本流の商い。英語でいえばcustomerというよりもguestという感じか。過剰サービスが自分で自分の首を占めている点はあるのだが、やはり客として接する限りにおいては日本のサービス水準は世界一ではないかと思う。

ロバートが食事の面で一番よろこんだのは、私の友人で今回企業紹介でも大変お世話になった方がごちそうしてくれた本格的な鮨屋だろうか。

高級な鮨だったので、「口の中で味の変化やハーモニーを楽しめ、目をつぶって集中せい」「食べる順番を勝手に変えるな、濃い味のものは後にとか、板さんは色々考えているんだから」「最初からタレがついているものに勝手に醤油をつけるな、指示に従え」「半分に切ったりバラして食べるな、一口で味わえ」・・・等々、横で色々とまくしたてながら日本流の本物の鮨を食してもらったわけだ。

彼曰く、
「海沿いの街に育ったから海産物は食べてきたし、これまで色々な旅行先等で寿司は食べてきたけれど、今まで食べたものとはまるで次元が違う旨さだ」
と、大感動。たぶん、この旅で一番感動していた瞬間じゃないかな。
包丁さばきとか無邪気にビデオにとって、とっても楽しそうだった。

あとは何を喜んでいただろう・・・あ、そうそう、お店の前にいる「売り子さん」(っていうのかな?)かな。赤坂サカスでアイスクリームを売っているお姉さんが、お店の前で一生懸命「アイスクリームいかがですかぁ」って叫んでいるのを見てさぞかしびっくりした様子。

その後、秋葉原で携帯やPCの宣伝をしている売り子さんを見て、
「日本人はモノを売るということについて真摯で熱心なんだなぁ、単に来た客に売ってやっているという態度とは180度違うなぁ」
とご関心。

コンビニやカフェなどでも、店員が両手を揃えてお釣りをだしたりレシート渡したり最後に会釈したりなどの一連の動作にもびっくりした様子。

まあこんな感じで色々と感動していたよ、という話。こういうサービスレベルの裏には負の側面もないではないけれど、日本人が持っている基本的な感情、すなわち他人への敬意だとかおもてなしの心だとか、そう言う部分は日本に普通に住んでいるとなかなか忘れがちだが、海外の人に誇れるすばらしい財産だなぁと改めて実感。

と、「日本大好き!編」はここまで。次回は「ケンカ編」を気が向いたら書きますです。。。

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