遅咲きの狂い咲き

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<<   作成日時 : 2009/05/06 09:47   >>

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最近、高校や大学で同期だった連中がどのような仕事人生を歩もうとしているのかなぁとふと考えることがある。想像つくこと・つかないことの両方があるのだが、思っているよりしんどい人生になるんじゃないかなぁとふと不安になる。いや、もちろん自分自身も含めての話でもあるのだが。

先週の渡辺千賀さんのエントリーをきっかけにブログ界ではちょっとした祭りがおこっている。

On Off and Beyond: 海外で勉強して働こう

これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。


当然に1)と2それぞれに賛成・反対の意見が乱立してなかなか見ていておもしろいのだが、すごくざっくり言えば、海外で働いている/いた人は賛成、そうでない人は反論、みたいな2分法ができそうな印象を受ける。もちろん留学したから海外で就職できるなんて簡単な話では全くないし、英語圏にいると英語ができるようになるというのもほぼ神話なのだが、「成長」なり「刺激」なり「自由」なりの機会を求めて海外に出、そして活躍できている人は、そりゃ否定はしない話かなとは思う。

僕はと言うと、中途半端に海外の魅力に触れ、一方で海外で職を求めることの難しさも想像できるので、2)については僕より若い世代はぜひトライしてみたらいいとは思うものの30代の同世代の連中にはこうもストレートには言えないかな。海外でやっていける能力はあるに越したことがないというか、あったらかなり有利なのは間違いないとは思うけど。

ただ、日本がダメだから海外行こうよというのはあくまでも一つのオプションだし、日本でやっていく方法がないわけではないだろうから、1)という真実を述べたうえで必ずしもロジカルにつながらない2)を言って、もっともらしい提案にするというのはちょっとずるい言い方だよな〜という気はする。

あ、そうそう、僕は1)は真実だと思っている。もう少しスタンスをとるなら、僕ら30代が就労人口の中心として経験する今後20年間くらいは引き続き(多少の景気変動はあれど)経済は悪くなる一方じゃないかなって思っている。


■沈みゆく日本

昨年28年ぶりに日本は貿易赤字に転落したそうな。生産コストの安い中国からの輸入が構造的に増えていることを考えると、何年かしてアメリカの景気が持ち直したとしても黒字化になるとは限らない。むしろ構造的に輸出立国モデルが終わってしまったと考える方が自然だと思う。

焦る日本初の輸出に頼ってきた企業はますます生産拠点を海外に移すだろうから国内の労働需要はどんどん減るだろうし、利益を出すために正社員の非正規社員による代替も進むだろう。政府が本気で非正規社員を減らそうとすれば失業者の増加につながり、逆に同一労働同一給料が進むのであれば非正規社員の給料があがるのではなく正社員の給料が下がる方向で調整されていくのだろう。アメリカに売れるものがなく、中国からの輸入だけが拡大すれば、物価の下げ圧力も強まる。産業間の給料格差は急には埋まらないにせよじわじわと縮まることを考えると、日本で働く人の給料が増えていくような要素は何も見当たらない。

国内向け製造業に比べれば国内向けサービス業の方が中国の影響は受けにくいだろうが、人口が減少に転じ、特に働く世代の人口の方が早く減ることも考えると、一般的な意味でマーケットは縮小し続ける。既に生まれた子供の数は増やすことはできないので、今0歳の子が20歳になったころの就労人口というのは現時点で既に決まっているのだ。

総人口が減るだけではなく、少子高齢化のバランスも常態化するであろうから、就労人口の一人当たりが支える老人の負担というのは増える一方だ。団塊ジュニア世代の我々が80歳になる頃が少子高齢化のピークだろうか。そこに向けて勤労世代の負担はじりじりと増え続けていく。

日本が再び成長(少なくとも現状維持)をするためには生産性をあげるしかないよね、ということなのだろうが、国の成長率に影響を与えるような芽がいったいどこにあるのか正直僕にはわからない。いや、ほんと、全然わからない。そんなもの、MBA勉強したってわかりませんがな。90年代に不況が始まって以降日本はずっとそれを探し続け、結局できていないんだから、今後も簡単にはできないと考える方が自然かな、と・・・。


■30代前半サラリーマン・サバイバル

景気が二度とよくならないと考えるんだったら、海外に飛び出すことができないにしても、自分が国内で生き残っていく場所は探すべきじゃないかなと思うんだよね。大勢がそういう行動をとれば多少なりとも経済活性化に効果はあると思うし。

で、どんな場所かというと、上で述べたことに当てはまらない業界、つまり直接・間接に中国と競合しないし、少子高齢化の悪影響を受けない業界。色々あると思うし、そのあたりは約10年間働いてきたビジネスマンとしての嗅覚の見せ所でしょ。プライベートエクイティはそのひとつかなと思って僕は今そこにいるのだが、自転車操業がPEの本質だったりするので、会社レベルで生きながらえるかどうかは正直わからない。

で、で、もうひとつ重要な条件だと思っているのが、ノンワーキングリッチの中高年に搾取されない業界/会社。言いかえると、大企業にぶら下がってなんとか逃げきろうとしている人たち、ほんとにそれって可能なの?楽しいの?、ということなんだけど。

誰も日本の大企業が軒並み潰れると言っているわけではないけれど、その企業にいて経済的、そして精神的にも報われるとは限らないとは思う。我慢していればいつかは報われると思っていたら結局最後まで報われなかったということになるかもしれないよ、という意味。

まあ余計な御世話かもしれないが、同世代の男性の友人から自分の会社への不満がすごい聞こえてくるんだよね。でも辞めないでしがみついているのはなんでなんだろうとよく思う。女性の方が比較的転職にオープンな人が多いからか、男性ほどの悲愴感は感じない(もちろん、女性の方が恵まれているなんて言うつもりではなく、恵まれてないがゆえに決断が早かったという面はあるし、男性とは別の悩みがあったりするのだが)。

世の中見渡せば、みんな自分が第一。他人が幸せになるのは嬉しいけれど、引き換えに自分が何かを奪われるのは勘弁してくださいというのはごく自然の感情。既得権益を若者に比べて多く持っている中高年が中高年の利益のために行動するのもきわめて自然なわけだ。

政治家は職を失いたくないから、選挙に来てくれる中高年の利益になることしかやらない。選挙に来ない若者のことなんてどうでもいい。景気浮揚策にじゃぶじゃぶのお金をつぎ込んでいるけれど若者が将来増税で負担するってことを気にしている政治家なんていないだろう。

また、民間のように頑張れば給料が増えることのない官僚が天下り先を確保して経済的利益を享受したいと思うのも至極当然。法案の約8割が政治家ではなく官僚により作成され、官僚の助けがないと派閥順送りでポストを割り当てられた大臣は何もできず、また官僚出身の議員も約100人と多い日本では、政治に天下り規制を求めることも実質不可能で、官僚の主眼が特定の団体との関係という既得権益の確保に走るのは止めようがない。

じゃあ企業の上層部はどうかというと、ちょっと古いものだけどChikirinの日記にあった文章を引用してみよう。

Chikirinの日記:若者達の分水嶺

企業は中高年の雇用と給与を守るために正社員採用をストップし、足りない労働力を非正規雇用で補完した。そのために派遣法を改正させた。髪の毛を振り回して必死の形相で、中高年達は自分の既得権益を守るために、若者を切り捨てたんだと思う。

それでも耐えきれない企業が中高年の首を切ると、“40代のリストラ”はあたかも人道に反する罪であるかのように報道された。しかしその裏で、その倍の失業率に達していた若年者失業の問題は全く注目されず、それどころか、こちらは「甘えた若者達」「ニート問題」などという言葉で、責任は社会ではなく若者にあるという一大キャンペーンが展開された。


自分は正社員だから関係ない? でも、大企業にいて、ろくに働かないくせして高い給料をもらっている人をみて愕然とすることがないのかな。いつか自分がそうなれるんだから今は我慢の時? でも10歳くらい歳上のバブル入社組が大量にいる社員構成を見てもなお、今の50代のような待遇が得られるようになると思うのかな。しかもマーケットは縮む一方かもしれないのに。。。

自分が転職することを考えるとついついリスクばかり考え、ひょっとするともう手遅れと思ってしまう人もいるのかもしれない。じゃあ自分の同級生が初めての転職をすると言ってきたとき、「そりゃいい機会だ、頑張ってね」と思うか「今更転職?大丈夫?」と思うか。じゃあ、それが5年後なら、あるいは10年後ならどうか。。。まだ間に合う、でもキャリアが固定してしまうまでの残された時間は意外と少ない、というところが素直な反応じゃないかな。。。じゃあ同じことを言ってきた同級生が初めての転職ではなく2度目・3度目だったら受け止め方はどう変わるかな?変わるとしたら、なぜ?

すべての人に海外に行くことや転職を勧めているわけではもちろんない。給料がたとえ期待通り増えなくても、あるいはひょっとしたら職を失うことが将来起こりえるかもしれないけれど、家族の支えとか趣味とかがあればささやかに楽しく生きていけるさ、という人には何にも言うことはない。でもそうやって言いきれる人(というか男性)が少ないのが日本社会の特徴だと思うんだよな。仕事での失敗=敗者という烙印が押される(と信じている人が多い)国。どんな素晴らしい家族がいても、リストラされたら家族を残して自殺してしまうような人が多い国。自殺まではいかないにしても、精神的にやられちゃう人はいくらでもいるだろう。僕自身に同じことが起きた時自分がどうなるか、正直確信をもって大丈夫とは言えない気がする。

どこの会社・どこの国に行っても生きていけるような力をつけること、何が起きても寄ってかかれる何かを自分自身の中に見つけること、この際希望を捨ててささやかでも穏やかに暮らしていく精神状態に持っていくこと。残念ながら経済的な意味で逃げ切ることが難しい30代前半の僕らがいま考えなくちゃいけないこと、覚悟を決めなくちゃいけないことってそういうことだと思う。

これが僕が言いたかった沈む日本でのサバイバルという話。

覚悟をしないで生きていくと、思ってるよりも大変なことになるんじゃないかな、これからは。。。

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7月15日(水)のNHK「チェンジメーカー」という番組でBlastbeat(ブラストビート)というアイルランド発の社会事業の取り組みが紹介されます。私がOxford MBAのプロジェクトの一環で全社戦略のコンサルティングを請け負っている事業です。画期的な社会事業で現在4カ国にて展開中、日本への進出も視野に入れており、是非皆様からの意見やサポートを頂きたく、まずは本Blogに目を通して頂けると幸いです。 ...続きを見る
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この半年で最も読まれたエントリー
ちょうど半年前に「過去1年で最もよく読まれたエントリー」を列挙したので、今回は半年たったところで一度振り返ってみる(2月にブログを始めたのでちょうど2〜7月が「上半期決算」ですな)。この半年はその前の1年よりもたくさん書いたしね。 ...続きを見る
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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです〜

>同世代の男性の友人から自分の会社への不満がすごい聞こえてくるんだよね。でも辞めないでしがみついているのはなんでなんだろうとよく思う。

lat37nさんとも東京でお会いしたとき「なんでみんな嫌なら辞めないんだろうねー?」と話していました。 私はこれ、「何となくわかるけど」とかではなく、本気で実感としてわかんないです。 なんで辞めないんだろう?

>仕事での失敗=敗者という烙印が押される(と信じている人が多い)国。
これもわからない。 家族の方が大事って当たり前じゃん?って思うんですが。
変な意味ではなく宗教というか絶対的に信じるものってあった方が迷わないのかな、とか思ったりもします。 あっ、会社がそうだったりして。
la dolce vita
URL
2009/05/09 01:00
どちらも、特に後者は100%男性特有の感情なので、わからないのが普通だと思いますわ。男は仕事、女性は家事・子育て、マイホームを買って幸せな人生・・・みたいな価値観の男性限定の話ですね。女性には理解しがたいだろうし、ハイキャリアで夫婦どちらかが稼げば生きていけるみたいな夫婦には絶対にわからない。でも、実際に僕が銀行員時代、40過ぎで会社が倒産して、満足いく職が見つからず、専業主婦・子供・住宅ローンが重しになったのか、結局自殺、みたいな話はそこらじゅうにありました。。。仕事が忙しいからって家族との旅行をキャンセルしたことがある人とかは、十分に「なにかあった時の」リスクはあると思う。

前にla dolce vitaさんが、東京で同級生と会ったらみんな子供がいなくって、という話をブログに書いてたでしょ?僕は逆で、ほぼ全員が既婚・子持ち・多くはマイホーム持ちなんですな。
これって体育会系出身の男性に多い傾向かなって思って。
与えられた(と思っている)ルールなり枠組みなり価値観の中で勝負するのが彼らの生き方で、負けは負け、それで終わり、という人が多いのかも。
AK
2009/05/09 07:25
>与えられた(と思っている)ルールなり枠組みなり価値観の中で勝負するのが彼らの生き方

興味深い。(ということでわたしも参加、笑)

渡米前、男性の同僚に「女性は英語で仕事してみたい、とかで気軽に海外に行けていいよね、男は責任ってものがあるからそうはいかない」と言われ、キミは彼女もいないのに誰に責任をとるんだ?嫌いだって言ってる会社に??と混乱したんですが、男性は「既存の枠組みへの参加権を与えてもらってる」ゆえ「与えられたルールを守る」というところに責任を感じがちなのかな、と。その枠組みも継続性が保証されなくなってきてる今、その生き方しんどいよね、っていうのが、AKさんの見解だとおもうのだけど。

女性でも会社への不満をいいつつやめない人はやめなくて、周りのずーっと優等生だった女の子に結構いますが、バーンアウトするまで走っちゃう。これは「がんばったらほめてもらえる」という枠組みにはまってしまってるのだと思う。

どっちも、すごく日本的ですよね。その真面目さ、日本の強みでもある、はずなんだけど。
lat37n
URL
2009/05/09 12:10
はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いております。

>男は仕事、女性は家事・子育て、マイホームを買って幸せな人生・・・みたいな価値観の男性限定の話ですね。

うわっ、今さっき、ある方に本当に偶然にも同じようなことを書いたものですから、驚きました。全く同意です。誤解を恐れず言えば、日本では男性は肩書きで生きているようなもので、本人が子供の頃から社会(家庭、学校、メディア)からそういうメッセージを与えられていて、そう信じて疑わず生きているものだから、そうそうフレキシブルに対応できないんです。

>家族の支えとか趣味とかがあればささやかに楽しく生きていけるさ、…少ないのが日本社会の特徴だと思うんだよな。

本当に仰るとおりですね。これからの日本の子供には、社会的地位を得る事以外にも、もっとフレキシブルな生き方を紹介するようなキャリア教育が必要かも知れないですね。しかし、現実には楽観的な生き方は待っていないというのが現状かも知れませんし、難しいですね。
JA1
2009/05/10 11:49
>LAT37Nさん
いらっしゃいませ。

そうそう、完全にそういう意です。家族も彼女もいなくても、「安定した」収入(=転職しないこと)が結婚の必要条件だと考えているというわかりやすい事例もいまだに多いと思うし。ご友人にはいないかもだけど、僕みたいに田舎の下町出身だと、結婚相手は公務員だよねーって言っている女性の幼馴染みもいるので、さらに根は深い。(ただここには世代間格差とは別に東京以外の地方との格差という問題もあって、この若さで会社がつぶれて住宅ローンで大変という話はよくあるので、その人の置かれている環境・能力とか、育ってきたバックグランドでずいぶん意見は違うかも)。
AK
2009/05/10 14:49
いずれにせよ、いまだに終身雇用が日本の伝統であり強みみたいなことを平気で言っているメディアの洗礼を幼いころから受けていれば、男性も(結婚相手こそが将来の生活レベルを決めるという)女性も、そういう期待をしちゃうのかなぁ、と。

あとは、なにはともあれ、会社から辞めて欲しくないと思われているので裏切れない、という素直な(?)方も多い。こういうの、一番もったいないと思うけどね。搾取されてるだけじゃん、外にはもっと力発揮できるところあるよ、って思うわ。
AK
2009/05/10 14:54
>JA1さん

始めまして。

メディアの影響はそうだと思いますし、故に社会がそれに従った雇用体系を築こうとしているので、システムとしてフレキシブルな人生を設計していくのって難しいですよね、日本は。

一定以上のお金を稼ぐようになると、尊敬よりも嫉みや軽蔑に変わっていくところもちょっと怖いし。極論だけど、MBAに来て、アメリカ人の「トップが稼ぐこと」に対する許容度の大きさに触れてびっくりしましたし。日本ではつぶされちゃうから、「転職/起業して成功する」というロールモデルが少ない気がします。

大企業に一生勤めたいという若者がこの不況下でむしろ増えているらしいので、今の構図は変わることないのかもしれません。。。
AK
2009/05/10 15:01
初めまして。

世間的には超一流とされる日本企業に中途入社後、そそくさと退職した経験のある30代後半(末期...)男性です。

不満を口にしながらも自分から変化を起こす人は少ないですね。
日本の大企業社員は、ほぼイコール(日本的には)高学歴というケースがほとんどですが、「良い学校」「良い会社」を自分で選んできたようで、実は自分の価値観が確立されていない方も多いようです。
必ずしも幅広くはない選択肢の中から新卒で就職し、その組織の価値観に染まってしまうと、どうしても組織を離れるという選択肢は「脱落」としか見えないのでしょう。もっといえば周囲から自分の選択を非難されたことのない人は周囲から「脱落者」とみなされることが怖いのかな、と思います。

人は人、私は私と頭では分かっていても感情的に受け入れられないのでしょう。不自由なことだなあと、かつての同僚たちを見ていて思います。

PS. イングランドはいい季節ですね。9時過ぎに青空の下でビールを飲むあの爽快さ!
EDGE
2009/05/19 20:35
EDGEさん、コメントありがとうございます。

鶏・卵ですけど、中途採用を活かすのが大企業は下手だし、故に大企業への転職はうまくいかず、それを見ている残留組・受入組は「それみたことか」になってしまうのかも、ですね。

不満を口にしていても、外にもっと良い世界があるということが純粋に信じられないということかもしれません。不満はあるけど外に出るよりはマシだと思っている。

難しいですね。何かがおかしいと思わないのだったら、結局そこまでなのかなという、ちょっと冷たい感情にもなってみたり。

与えられた問題を解くこと以外、人生でやってきたことがないと、組織の外に飛び出るのは怖いかなというのはよくわかりますし、難しいです。

きっかけさえあればと思うんですけど。。
AK
2009/05/20 03:50
初めてコメントさせて頂きます。
論点がずれたコメントになるかもしれませんが、お許し下さい。
20代前半甘ちゃんの学生がまず思うのは、日本の企業の現状ってこういうものなのか、ということです。
渡辺さんが仰る1)に関して、世の中でそういう議論が多いことから、そう思わざるを得ないです。だからと言って、もうダメだと完全に思うことはなく、むしろ日本をよくしていくために俺に何ができるのか、と考えています。
2)に関して、私自身もともと海外で世界のトップたちから刺激を受けて、世界に発言できるようになりたい、と思っていることもあり、エールを貰っているようでうれしいことです。

>どこの会社・どこの国に行っても生きていけるような力をつけること、何が起きても寄ってかかれる何かを自分自身の中に見つけること、この際希望を捨ててささやかでも穏やかに暮らしていく精神状態に持っていくこと。

結局、AKさんの仰ることに尽きるなと思います。これを忘れないように今から生きていく、そう思います。
能力がこれらの思いに伴わないことが悩みですが、こうした気持ちがある限り、努力していこうと思います。
Kyo
URL
2009/05/27 23:51
始めまして。la dolce vitaさんところから飛んできました。

AKさんのおっしゃる通りで、概ね賛同なのですが、2点意見の相違があったもので。
(ならスルーすればいいやん、というのはごもっともなのですが・・・)

> 僕は1)は真実だと思っている。

僕は1)は真実かも知れませんが、それを安易に認めてしまうとそこで思考がストップするので、認めません。というか日本人なので認めたくありません。

いや、今の状態では将来、非常に厳しいのは若輩者で経済・政治に素人の私でもある程度分かります。だからこそ、このままでは駄目なので何か変えなければ、という思考プロセスに変換すべきやと思うわけです。


あ、文字数オーバーと言われたので、2つに分けます。。
まつーら
2009/07/15 13:33
連続投稿すみません。上の続きです。

> 総人口が減るだけではなく、少子高齢化のバランスも常態化するであろうから、就労人口の一人当たりが支える老人の負担というのは増える一方
(中略)
> 日本が再び成長(少なくとも現状維持)をするためには生産性をあげるしかない

いや、方法論としては、「生産性をあげる」だけでなく「総人口を増やす」という手もあるかと思います。
他国でも行っているように「移民を広く受け入れる」ということです。

ただ、これはこれで別の問題を生むのですが、1つの解決策としては有効な手段で、寧ろそれによって生じる別の問題を解決していく方が現実的なのかなぁと思った次第です。

ま、別にこれ以上の経済成長は必要ないって結論もありかとは思いますけどね。
例えば資本主義経済を諦めて共産主義国に変えてみる、とか。
流石にこの流れだけは絶対になさそうですが、一アイデアとして検討してみるのもありかと。すると、もっと違うイデオロギーが生まれてくる可能性もあったりするのかと思った次第です。


長々とすみませんでした。。
まつーら
2009/07/15 13:35
まつーらさん、

移民政策には今のところ反対なのですが、書くと長くなりますし落ち着いたら別エントリー書きます。

ちょうど僕のこのエントリーへの返答のようなかたちで以下の方が似たような論理展開をして全然違う結論を導き出しているので、こちらのエントリー(というよりもそのコメントとはてブのコメント)をご参考にもう一段色々と考えてみると面白いかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51521444.html
AK
2009/07/15 23:19

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