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近代絵画にこれほど興奮したのは初めてだったかなと思います。 不思議なもので、見る順番っていうのはやっぱり重要で、ケルンでは先に近代絵画を見たので中世絵画は重く感じたのだけれども、今日は逆に一部の近代絵画は過去の焼き直し感が否めずなんだかチープだなぁという感想を持ちました。 が、それ以上に、これはすごいなぁという絵画に出会えて、期待以上の大興奮でした。 最初に魅かれたのはFussliの「Satan und Tod(サタンと死)」。ジョンミルトンの失楽園の1シーンだとか。とても力強い。 次は地元ミュンヘンのWilhelm von Kobellの「Die Belagerung von Cosel(コベルの包囲)」。バイエルンとプロイセンの戦争についてのシリーズらしいけれども、ドイツの広い空が印象的だったので。 イギリスのHenry Raeburn「Mrs. John Campbell」。なんか、可愛かったです(笑)女性画がやっぱり好きなようですねぇ。。。 ドイツの初期ロマン派(とのことだったけどそれが何を意味するのかはわかりませんが(笑))のKarl Friedrich Schinkelの「Dom Uber Einer Stadt」。画像で見ると普通なんだけど、実際は大聖堂が妖しく存在感がありました。 途中、Carl Rottmannという人のギリシャ風景画シリーズという展示があって、かなり見とれました。全部で23枚。素晴らしかった。 この美術館のひとつのハイライトではないかと思います。 しばらく、なんだか中世の絵画を綺麗に書き直しただけだなぁと思うような退屈な時間をすごしたあと、Delacroixの年代に差し掛かると、中世絵画になかったタッチの絵が増えてきて、何か印象派が生まれる前の新しい流れだったんだろうなと想像。 Clorinde Befreit Olindo und Sophronia(オリンドとソフロニアを開放するクロリンデ)」 そして、今日の近代絵画シリーズで最も衝撃を受けたのが、Carl Theodor von Piloty。 7mくらいある巨大な絵画が複数あって、どれも印象的だったのだけれども、最もインパクトがあったのは「Seni Vor Der Leiche Wallensteins(ヴァレンシュタインの遺体の前のゼニ)」。 舞台のワンシーンのようで、リアルに迫る迫力がありました。 いわゆる支配階級の求めに応じて描いた歴史画だとは思うのだけれど、中世のただの焼き直しのレベルを超えて迫ってくるものがありました。 それから、ミュンヘンの画家、Gabriel von Max「Der Anatom」。これもなんか凄味があった。 ちょっと怖くて、でも美しい。 次はMax Liebermann「Munchner Biergarten」。 アウグスティーナー・ビアガーデンをモデルに描いたということで、昨晩ビールを飲んだ店だったので余計に印象的(笑)。 子供にも飲ませているし、ほんとビールの街だなぁ、と。 このあたり、やはり画家の地元で見る方がより絵画が楽しめてよいかもしれません。 そして、印象派の部屋に。 やっぱり、中世絵画からずっと見てきてここにたどり着くと、印象派の絵画がなぜ好まれるかよくわかる。 やっぱり色づかいが鮮やかだし、時々鑑賞したいのではなくて、部屋に飾りたい気にさせる。 Renoir「Bildnis Einer Jungen Frau(黒いブラウスの若い女性)」。 Goghのひまわりもここにありました。 バブル時代に安田火災が53億円で買っていたのが懐かしいですね。 ゴッホのひまわりは7つあるらしいのでこの絵はまた別のものですが。 Giovanni Segantini「Dos Dflugen(耕作)」。 画像だとわかりにくいけれど、近くで見ると立体的な細かい線で描かれた画法が新鮮でした。 Franz von Stuck「Die Sunde(罪)」。これはドキッとしますよ。 他にも印象的な絵画は山ほどあったのだけれども、特に気になったものを列挙してみました。 中世・近代と4時間ほど見て回ったのだけれども、気になるものだけよく見てあとは素通りというスタイルの僕にしては、結構長かったです。本当によかった。数日滞在する予定だったらもっとゆっくり見たかったくらい。 お勧めです! (こちらでもっとたくさんの画像が見れます!) (Alteはこちら) |
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